もみがらガスの炊飯器「ぬか釜」でエコ炊飯

nukagama 生活

エコな炊飯器と聞いて、なにを思い浮かべますか?節電タイプの炊飯ジャー、ガス炊飯器、それともかまどでしょうか。うちでは新米が出回るシーズンから冬の間は「ぬか釜」を使って毎日のごはんを炊いています。ぬか釜ってなに?なにがエコなの?!イイネと思ったらコストも0で作れちゃいます!DIYで自作できる簡単な作り方もご紹介♪

ぬか釜とは

「ぬかくど」の愛称で昭和の時代に米どころの農家さんを中心に活躍した炊飯アイテム。ごはん専用のかまどで、燃料にもみがらを使います。

うちのぬか釜

ぬか釜の特徴

最大のメリットはごはんを炊くのに、お米の副産物であるもみがらを使えること!お米をお米で炊けるってすごくないですか?!さらには、もみがらはガスを出して燃えることで炭になります。炭になったもみがらは天然の土壌改良剤「もみがらくん炭」として畑でも大活躍する優れものです。

ぬか釜を上から

ぬか釜はシンプルな筒の二重構造で、中心の燃焼筒の周りにもみがらを入れて炊きます。焚付けが燃えると、もみがらから出るガスに引火して強力な火力を生み出すので煙も出ません。お米の量に関係なく1升までのご飯はもみがら15ℓを使って、約20分で炊けちゃうんです!一般的な炊飯器の早炊きモードと同じ!

ぬか釜のメリット

・ガス・電気代は0円
・高火力でカニ穴のあるふっくら美味しいご飯
・着火してから20分と早い
・もみがらくん炭ができる

ぬか釜のデメリット

・焚き付け時にのみ、煙が出るのでお隣さんとの距離が必要
・炊けるタイミングを感覚で掴むコツが必要
・もみがらの入手先が必要
・高火力が過ぎて土鍋にヒビが入ることがあるので冬場の温度差に注意

お米農家さんだったらマストアイテム!うちは稲作を家族でやっているものの、コイン精米だともみがらが入手できないので大規模農家さんから毎年もみがらをもらってます。夏はロケットコンロでお米を炊き、新米が出たらもみがらを使い切るまでぬか釜でご飯。ガスの高火力でかに穴のあるふっくらご飯が短時間で炊けるので重宝してます。

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カニ穴のあるぬか釜ごはん

ぬか釜を購入するなら

ネット販売されている完成品を購入する方法もあり。

樋口鉄工所「うんまいご飯が炊けるぬか釜」一升炊き/4万円
さらに大きなサイズ展開もあり

南魚沼いいモノガイドより引用

nukagama.com・5合炊き/3,3万円(羽釜付き)
デザインと容量共に家庭向き。

ちょっと予算が、、という人は自作がオススメ!

ぬか釜の作り方

臼井健二さんの「オイル缶ぬか釜」の作り方です。
【材料】オイル缶、トマト缶2個もしくは古い煙突、五徳、サドルバンド3個

手描きでゴメン!

ぬか釜の使い方

インスタのリールをご覧くださいまし。

お米をお米でたく、エコなもみがら炊飯器「ぬか釜」場所ともみがらが手に入る人には本当にオススメです!この美味しさと感動を体験してね♪

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