オーガニックなものって、効かないイメージがありませんか？でも実はそんなことなくて、むしろ市販の薬でも原材料は自然の植物にある有効成分だけ取り除いたりしているものもあります。虫刺されにいい野草は何種類かあります。その中でも今回は効果を実感したドクダミをご紹介！超かんたんな無添加な虫刺され薬の作り方もご紹介します。
こんな人にオススメ
・市販の虫刺され薬の添加物が気になる
・薬には頼りたくないけど、痒みを我慢するのも辛い
・ドクダミに困っているから、何かに活用したい
・身近な野草で虫刺され薬を作りたい
実は私も虫に刺されやすくて、これまで蚊は夏の天敵でした。最初は気休めにと思ってドクダミを塗ったら効果バツグン！これまで虫刺されに効く薬はムヒだけだと思っていたので、もう痒みを我慢しなくていいと思ったら心までスーっきり！(もちろん、感じ方には個人差があります。)
ドクダミ収穫のタイミング
ドクダミはちょうど、蚊が多くなる夏の少し前に茂って花を咲かせます。無添加な手作りの虫刺され薬をつくる時には、このドクダミの花を使うので開花を合図に仕込みましょう。
ドクダミが生える場所
ドクダミは里山で昔から人と暮らしてきた植物です。畑に出て困っている人も多いくらい。身近になくてもお散歩して探してみましょう。特徴的な香りと縁の赤いハート型の葉っぱが特徴です。花は白い小花で、花びらが3~4枚ついています。
無添加な虫刺され薬の作り方
虫刺されにドクダミを使うには、２つの方法があります。
生葉の絞り汁
家でドクダミがたくさん取れる場合には、生の葉っぱの絞り汁が効果的です。少量の水を入れて、すり鉢で潰します。出てきた汁を虫刺されの薬として使いましょう。このやり方だと毎回仕込むのが大変だなので、次の方法がオススメです。
ドクダミチンキ
ドクダミの花だけを瓶に入れ、アルコール度数が35度以上のお酒に漬けます。２～３日で花が茶色くなり、ドクダミの成分が抽出されます。その液をコットンなどに染み込ませて蚊に刺された箇所に直接塗りましょう。これだけで虫刺されの薬として活用できます。シーズン中に１回仕込むだけで良いし、余ったら美白効果バツグンの化粧水も作れちゃいますよ。
無添加な虫刺され薬の効き方
ちょうど、この記事の最中に蚊に刺されたので体感レポートです。
刺されて「痒みが出てきた！」タイミングで、ドクダミチンキを塗ります。まだ痒いけどとりあえず歯磨きしながらじっと耐えてみます。すると少しずつ痒みは落ち着いて、歯磨きを終える頃には掻かなくても良いくらいに。痒みよりは痛みが気になるくらい。10分経つと、だいぶ痒みが落ち着いて20分くらいで全く気にならなくなりました！
赤ちゃんは蚊に刺されても痒みはありませんが、お子様やお肌の敏感な方に使う場合は必ずパッチテストをしてから、使ってください。
まとめ
普通の薬だと塗った後に手洗いが必要だったり、子供が薬を塗った後に掻いてなめちゃったらと思うと不安だったりしますが、無添加な虫刺され薬ならそんな心配もありません。増えすぎて困っちゃうドクダミも、安心無添加な虫刺されの薬としてこの夏活用してみてはいかがでしょうか。
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