手作り石鹸って、神経をつかう温度管理や苛性ソーダを使うから子供をみながらじゃ絶対ムリ!なイメージありませんか?私も一度は一般的な作り方で手作り石鹸をつくってみたものの、そのハードルゆえに中々再チャレンジできずにいました。
そんなときにインスタでフォローしている(@sustainably.jp)さんの投稿で、うちでも使っているサンダーレッドという粉石鹸から、固形石鹸ができると知って早速つくってみました!
アイテム3つで簡単!手作り固形石鹸の作り方
まずはじめに、今回の手作り石鹸でメインアイテムになるサンダーレッドをご紹介。
サンダーレッドとは
1922年創業の日本の会社がつくる純度99.9%の無添加・粉石鹸です。その名も「サンダーレッド」。お醤油づくりで出る大豆油を使っており廃棄になる食品を救っている、フードロスに配慮されている一面もあります。原材料は大豆油、水、苛性ソーダのみ。洗濯から食器洗いまで、お家の洗剤がこれ1つでOK。水に流すと1日で自然分解するエコっぷりと、手肌にも優しいのが魅力です。(大豆アレルギーの方は注意してください。)
この手作り石鹸がオススメなポイント
この固形石鹸の作り方は簡単なだけじゃなく、劇薬に指定されている苛性ソーダを使わないので小さなお子様がいても安心です。また、面倒な温度管理もいりません。子どもと一緒に自由研究として作ってみるのもオススメですよ。
作り方
基本の材料は3つだけ。あとはお好みでアロマオイルやハーブを入れたらオリジナル石鹸になります。
手作り固形石鹸の材料
上記の量でおにぎり3つ分作れるイメージです。今回は3倍の量で3種類、ハッカ油、竹炭、ラベンダーのドライハーブでつくりました。
手作り固形石鹸の作り方手順
1 石鹸素地を麺棒などで柔らかくつぶす。
2 サンダーレッドと石鹸素地をかるく混ぜ合わせる。
3 熱湯を数回にわけて注ぎ、まとまりが出てくるまで練る。
4 アロマオイルやハーブはある程度まとまってきたら、途中で追加。
ネチャネチャとして手にくっつくときは、サンダーレッドを足す。
ポロポロしてまとまらないときは、お湯を足す。
5 おにぎりが作れる固さになったらOK(石鹸素地は完全には溶けず、粒が残った状態になります。)
6 好きな型にはめるほか、手で成形しても温もりある仕上がり。
7 1ヶ月以上冷暗所で乾燥させて完成!
おまけの洗剤石鹸
石鹸を混ぜたボールには取りきれない石鹸が残ります。こちらも少量のお湯を足して落とした液を容器にいれ、食器洗いやお洗濯などに使いました。数日経ったら、ゼリーのように固まり竹炭と二層に分かれて芸術的な姿に!
使った感想
お風呂でボディーソープや石鹸シャンプーとして使っていて、マルセイユ石鹸よりも崩れず硬さをキープしてます。またアロマオイルやハーブを入れたことで、サンダーレッドの特徴的な香りが緩和してバスタイムの気分も上がりました。
作り方の改善点
型を使うよりも簡単なイメージだったので、手でボールの形にしてみました。バスボムみたいな可愛い見た目だけど、実際に使ってみるとツルツルすべって落としそうになるのが残念なポイント。次に手作りするときには、三角おにぎりをイメージして角ができるようにしたり、木の棒などで持ち手をつけてみます。
まとめ
お家で簡単に手作り固形石鹸。普段のお掃除にサンダーレッドをつかっているかたや、お手軽に石鹸を作ってみたい人にオススメですよ♪
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